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歌川広重作品を展示中の太田記念美術館へ

 江戸の浮世絵師である歌川広重の作品「東海道五十三次」と「冨士三十六景」を展示中である太田記念美術館へ行ってきました。
太田記念美術館は私もこの展示会で知るまで知らなかったのですが、原宿駅から表参道の方へ向う途中にあります。
ちょうどラフォーレ原宿の裏側でしたね。
s_DSC_0441.jpg 
 こちらのチケット半券は、同時開催中のサントリー美術館で行われている広重ビビッドで入場する際に提示すると100円引きになるようです。
まとめて両方を巡ろうと考えていましたが、こちらのサントリー美術館が火曜日を閉館日としていて行くことができませんでしたので、次回行こうと思っています。

 さて、太田記念美術館内は全面写真撮影禁止でしたので、簡単に言葉で説明しようと思います。
フロアは3フロアとなっていて、地下が売店とお手洗い、視聴覚室で、1、2階が実際の展示場となっています。
 初めは、広重の出世作である「東海道五十三次」からです。
展示内容は前期と後期で分かれているみたいで、今回は前期の展示でしたのではじめの日本橋から展示は始まります。
時折、変わり図という同じ作品に少し修正を加えた浮世絵もありました。
ちょうど真ん中くらいで東海道五十三次の展示は終了しましたので、全部見る場合は6/1から始まる後期展示に行かないといけないみたいですね。
 続いては、ライバル葛飾北斎に対抗して作った作品「冨士三十六景」です。
様々な場所から見える富士山を書いていて、昔はこんなところからも見えたんだと感心させられます。
こちらも全て展示してある感じではなかったので、おそらく後期に展示されるのでしょう。
 その後の作品は、「名所江戸百景」などの有名な作品群の一部を少し展示してあります。
今回、広重「名所江戸百景」の旅: あの名作はどこから描かれたのか (別冊太陽 太陽の地図帖 29)という本を読んでいたこともあって、期待していた「名所江戸百景」ですが、ほとんどありませんでしたね。
ですが、この作品の中で有名である鯉のぼりが大きく描かれた水道橋駿河台が見れたは嬉しかったです。
この水道橋駿河台という作品が有名で人気のある理由が分かりませんでしたが、実物を見て納得できました。
でかでかと描かれている鯉のぼりは特殊な鉱物混ぜた塗料で仕上げられていることによって、金色に輝いているのです。
これがとても美しくかつ存在感をかもしだしています。
やはり、美術品は実物をみてなんぼですね。
 残りの展示では、浮世絵に使われている道具や顔料、浮世絵ができるまでの工程の説明などがありました。
平日でしたが少し混んでいましたので、1時間半近く見てたと思います。
作品数はそこまで多くないですが、あまり多いと疲れてしますので、ちょうど良い規模かと思いますね。
それにしても、お年寄りだけでなく外国人観光客が多かったのが目につきました。
浮世絵や広重が海外の美術に影響を与えたということも実感できました。
 次回は、サントリー美術館の広重ビビッドに行こうと思います。

 話は少し変わりますが、そもそも美術には疎い私が浮世絵に興味を持った理由は大英博物館で葛飾北斎の富嶽三十六景が異彩を放っていたことに感動したからでした。
お土産屋にたくさん置いてある北斎グッズのかっこよさといったら言葉に言い表せません。
正直、西洋文化に憧れが強かったですが、日本の文化もすごいのだと感じる出来事でしたね。
全然浮世絵については、わかりませんが少しづつ勉強していきたいと思っています。
s_IMGP2745.jpg 大英博物館にて売られている北斎グッズ



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